実際にお金を借りてわかったこと

かつて、借金というものにかなり偏った認識がありました。
何百万・何千万もの借金を抱えて、借金取りに追いかけ回され、経済的にも社会的にも追い詰められた結果夜逃げしたり自殺に至ると思い込んでいました。

審査の甘いおまとめローンや借り換えローンなどを探しまくり、1日中金策に走り回っているというネガティブなイメージしかありませんでした。

そんな認識を改めさせられたのは、地元の飲食店で高校時代の同級生とばったり出会った頃。
大学を卒業した後、某大手消費者金融に就職したと聞いて、一瞬身構えてしまいました。
「よく言われるんだけど、別にやばいところじゃないよ~」と笑いながら言うので、とりあえず参考までにいろいろ話を聞いてみました。

すると、私の認識のほとんどが、「法律で禁止されてるから無理だよ」と言われました。
業者側に対する制限はもちろんの事、借りる側にも法規制があるのだそうです。
確か、収入によって借りられるお金の上限も変わると言っていたかな?
無職は借りられる可能性が極端に下がるけど、保証人の収入がしっかりしていれば、少しだけ貸してくれるところもあるんだとか。

取り立てに関しても、「それやってるの闇金くらいだよ」「闇金は存在自体が違法だからね、いくら困っても関わっちゃだめだよ」との事。
存在自体が違法……ちょっと笑ってしまいました。確かにそうですね。

ちょっぴり知識が増えた翌年、私は人生で初めて消費者金融から借金する事になりました。
理由は、兄の結婚式です。
ご祝儀に加え、実はその時になるまで結婚式向けのドレスや小物類を一切持っていなかったので、それらも用意する必要がありました。
さらに、当日のヘアメイクにも若干お金がかかります。

実は、結婚式の2週間前に冷蔵庫が壊れてしまい、新しいものに買い替えたんです。
結婚式費用は、この時にほぼ使い果たしてしまいました。
貯金を切り崩そうにも、一人暮らしなのであまり手を付けたくありませんでした。
その結果、キャッシングを利用する事にしたわけです。
同級生から聞いた通り、怖い人はおらず、返済プランについてもわかりやすく説明していただけました。
滞りなく完済できましたが、節約生活をしなければならなかった事はしんどかったですね。