富豪の親戚の家に泊まってみたら

私は人生でこれでもかという程に贅沢な食事をしたことがあります。それは私が親戚の家に泊まりに行った時の話になるのですがその親戚がとてもお金持ちということもあり、朝昼晩の全てが贅沢でした。
少年時代の出来事なので、鮮明には覚えてはいないのですが朝食はとても高級なカフェに行ったことを覚えています。ジェラートは一品で1000円を超えるものでしたがそれを何個も遠慮なく獣のようには私は食べていました。
そして、次に昼食はこれもまた贅沢で、高級中華料理店でした。中には庶民のような人は見受けられず皆が整った身なりの方で溢れかえっていました。そこで私は初めて、ホンモノのフカヒレを食べましたが正直、何とも言えない味でした。
なので、当時の私は餃子と小籠包ばかりを食べていたことを覚えています。暫くして、夕食を食べるのですがこれが1番凄かったです。フォアグラにトリュフ、オマール海老にフィレステーキと、フランス料理で最上級と言えるものばかりがテーブルに並び、私は言葉を発することさえ出来ませんでした。
親戚の家族は皆、美しい食べ方をしていたのですが作法も何も知らない私は余りの美味しさにオマール海老にかぶり付いたり、フィレ肉を数枚おかわりするというとてもはしたないことをしていました。
マナーも作法もしらない田舎の子供には高級料理というものは必要ないと今の自分は思っています、価値も良さも理解することなんて出来ませんから。しかし、遠慮なく高級料理を沢山食べた事は今でも忘れる事なく記憶に残っているので後悔はしてはいません。ただ飯に感謝です。